まいどどうも~

日本各地の美味しいご飯のお供を紹介する

おかわりJAPAN(@OKAWARIJAPAN)の長船です。

 

福岡市へ移住してきてあっという間に1年が過ぎました。

思えば福岡市に移住してきましたけど、とくに福岡のご飯のお供をフォーカスして紹介していないことに気がつきました。

東京にいた頃よりは九州のご飯のお供を食べる機会は増えましたが、いうほど食べていません。

福岡2年目はもっともっと福岡を深堀していきます。

【博多の台所】柳橋連合市場で買えるご飯のお供3選プラス1【福岡のご飯のお供】

そこで今回は…

柳橋連合市場で買えるご飯のお供3選プラス1

をご紹介させていただきます。

 

柳橋連合市場とは

柳橋連合市場の沿革

全身は、昭和初期、大浜の魚市場から仕入れた鮮魚を大八車に乗せて販売していた安部明氏の店「明(あきら)市場」。その後、隣接地に商店が集まりサービス市場、中央市場等、各市場を形成。戦時中、一時業績は低迷したものの、終戦と同時に再び急速な活況を取り戻す。後、各店が合体したいわゆる柳橋連合と改称。任意組合のもとに統一され平成4年8月、柳橋連合市場共同組合を設立。現在に至る。

-柳橋連合市場

博多の台所

福岡市博多区にある市場。 博多駅からもバスで10分もかからない場所にあり、博多の中心地にある市場です。

博多・中洲・天神など福岡市の繁華街の台所の役割を果たしています。

鮮魚店や青果店、お漬物屋さん、乾物屋さん、明太子専門店や飲食店などなど20~40店舗ほど軒を連ねています。

規模の大きな市場ではないので短時間でサクっと見て回れるのはよいです。

 

東京でいう築地市場、大阪でいう黒門市場、京都でいう錦市場みたいな位置づけでしょうか。知らんけど。

 

 

1. 原口商店の「柚子いか明太」

1つ目は原口海産物専門店の「柚子いか明太子」です。

柳橋連合市場内にある明太子メーカーが作るご飯のお供。

原口商店の柚子イカ明太子は、他社の和え物明太子とは一味違います。
明太子は昆布出しで丁寧に漬込み、手切りにした昆布を 新鮮なやわらかいイカを一緒に柚子こしょうの風味を効かせた 塩辛風に仕上げました。最後に残ったイカの出汁は生野菜と和えて(温製、冷製)等々、 各々、おいしい食べ方を試してみて下さい。

-原口商店オンラインショップ

 

こちらの商品はテレビなどのメディアでも頻繁に紹介されている人気のご飯のお供。

明太子メーカーなので明太子商品も店頭に並んでいて気になりましたが、このゆずいか明太子のほうが断然に気をひかれました。

「いか明太」なるご飯のお供は珍しくもなく、明太子屋さんに行けばよく見かけますがそれらとは全くの別物のいか明太子です。

原口商店の「ゆずいか明太子」の特徴は、いかと明太子が混ぜ合わさっていないこと。

たいていの「いか明太」はいかに明太子が和えられて容器に入っているのですが、このゆずいか明太はいかと明太子が袋の中でセパレートされています。

 

 

実際に食べるときに自分でいかと明太子を和えます。

 

製造者 原口海産物専門店阿田茂
購入場所 原口商店(柳橋連合市場内)
金額/内容量 1,620円(税込)/100g
一言コメント 昆布だしのきいた明太子といかの甘みのバランスが非常によいです。

明太子は昆布だしがしっかりして調味液の味はそれほど強くなく、いかの甘みもちゃんと伝わってくる。

(明太子の調味液が強いと、いかの甘みが消されてしまいますからね。)

昆布のとろみが加わりすこしネバトロ食感のいか明太子。

テレビで頻繁に紹介されて、芸能人のファンが多いのも納得の美味しさでした。

店主のおじさんも愛想がよく、好感が持てるお店でした。

 

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2. 幸村英商店の「辛子明太子」

 

2つ目は、明太子と鯨肉の専門店「幸村英(えい)商店」の中辛辛子明太子です。

1つ目も明太子関連でしたが、やはり福岡…明太子専門店が多い!!

また鯨肉の専門店というのも九州らしいですよね。

明太子を使ったご飯のお供があればそれもいいかんなぁと思ったのですがそれらしいものがなく、

こちらでは明太子そのものを購入。自分で食べる用なので価格の安い切れ子にしました。

 

北海道産の素材にこだわった明太子を作り続けて五十余年昔ながらの素材、技法にこだわりながらも今の時代に望まれる《美味》を求めて日々の研鑽を怠ることはございません。

博多の台所、柳橋連合市場でプロの料理人も認めるのはそんな幸村のこだわりがあるからなのです。

-幸村英商店ウェブサイト

 

製造者 ㈲幸村英商店
購入場所 幸村英商店(柳橋連合市場内)
金額/内容量 1,080円(税込)/100g
一言コメント 普通に美味しい明太子!

福岡に来て思ったのは「普通に美味しい明太子」のほうがよい。

一口食べて「めっちゃうまいー↑↑↑」なんてものはあまり信用できない。(笑)

本当に美味しいものはハラコの旨味だけでも充分に美味しいので調味液の味はほどほどでよい。

(あくまで私の主観です)

その点、幸村英商店の明太子は一口食べて「めっちゃうまいー!」てなリアクションにならず、

「あぁ、美味しい(うっとり)」となったので、美味しい明太子だと思います。

 

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3. どんたく中弥の「めんたいピリピリかなぎちりめん(佃煮)」

3つ目もまたまた明太子と鯨肉の専門店です。さすが福岡ですね。明太子専門店ばっかりです。(笑)

店頭には美味しそうな明太子が並んでいましたが、

(2)の幸村英商店で明太子は買ったので被らないようにとこちらの商品をセレクト。

「めんたいピリピリかなぎちりめん(佃煮)」

 

 

 

加工者 どんたく中弥
購入場所 どんたく中弥(柳橋連合市場内)
金額/内容量 350円(税込)/???
一言コメント 価格も安いし、正直それほど期待せずに購入しました。

しかし、いい意味で期待を裏切ってくれました。

ちりめんの塩味と明太子のピリ辛さがあるご飯のお供かなぁ~と想像していましたが、

結構甘い!

そりゃ佃煮だから甘いのですが、結構甘い。

九州らしいたまり醤油のような甘い感じです。

佃煮の甘みと明太のピリ辛さの対比がクセになる美味しさ。

ちりめんはしんなりしていてご飯とよく馴染みます。

価格も300円代とお手頃なので日々の日常で食べるにもいいですね。

近所のスーパーや魚屋で取り扱ってほしいです。

▼オンラインでのご注文はできないようです。

こちらの商品は店頭での販売のみのようです。

オンラインショップもありましたが、そこに「めんたいピリピリかなぎちりめん(佃煮)」は掲載されていませんでした。

食べたければ柳橋連合市場に行くしかない!?

どんたく中弥のオンラインショップはこちらです↓↓

 

 

 

プラス1. 吉兜の「からし たかな」

最後はプラス1ということで、柳橋連合市場から歩いて5~10分くらいところに辛子高菜専門店「吉兜」の辛子高菜をご紹介します。

福岡市に引っ越ししてきてからずっと気にはなっていたお店。

 

 

 

製造者 吉兜 吉田樹一郎
購入場所 吉兜の店舗
金額/内容量 600円(税込)/200g
一言コメント 今まで食べた福岡県の辛子高菜で一番美味しいかもしれない。

辛子高菜は、スーパーで買える安いものでもそこそこのレベルだけど逆に「これは美味しい!」

というような抜きん出て美味しいものにはなかなか出会わない。

高菜の食感は歯切れがよく、辛みも辛すぎず、油もギトギトせずちょうどよい。

普通に美味しい、毎日ちょっとずつ食べたい高菜漬けです。

(ちなみに熊本県の辛子高菜なら徳丸漬物のものがおすすめです。)

 

▼お買い求めはこちら↓

こちらのお店ちょっとユニークでして、

辛子高菜の専門店なのですが、副業で週3日ほどラーメン屋を営業されているそうです。

お昼2時すぎ、営業終了後の店内を撮影させてもらいました。

 

オンラインショップはないようです。

店頭での販売と電話注文ができるそうです。

詳しい情報は私もわからないので、facebookページからお問い合わせしてみてください。↓

https://www.facebook.com/yoshikabuto/?locale=ja_JP

お店の場所はこちらです↓↓

柳橋連合市場に行って、美味しい辛子高菜も食べたいなぁと思ったらお店に立ち寄ってみてください。

==

以上、

【博多の台所】柳橋連合市場で買えるご飯のお供3選プラス1【福岡のご飯のお供】

でした。

3選すべてが明太子関連というのもなんとも福岡らしいセレクトですね。

市場内にお漬物屋さんや海苔屋さんもあったのですが、

お漬物屋さんは営業しておらず、海苔屋さんは特にオリジナル商品がある感じではなかったので今回のセレクトには選ばれませんでした。

また機会があれば、立ち寄ってみます。

福岡県民以外のみなさまが旅行や出張で福岡市内に行く機会があればぜひ足を運んでみてください。

それではこれからもおかわりJAPANをよろしくお願いします!

 

 

 

 

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が累計で100万部を突破した小説家・山口恵以子さんとの共著。山口先生に10編の小説を書いてもらいました。
小説には実在するご当地ご飯のお供が登場!8ジャンル全40種類のご飯のお供を紹介しております。
ご飯のお供を長船クニヒコが監修。
小説と合わせて美味しいご飯のお供情報も楽しめる1冊です。

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