自宅で作れる甘酒

どうも~日本各地の美味しいご飯のお供を紹介するおかわりJAPAN(@OKAWARIJAPAN)の長船です。

もうすぐ梅雨明けですね、、、。梅雨が明けたとしてカンカン照りの真夏がやってきます。

例年の猛暑を考えると少し憂鬱ですよね~。

暑くなると「食欲が落ちてお米もイマイチ喉を通らない」という方も多いのでは?

(※私は真夏でも食欲落ちることなくご飯をおかわりしますが。)

「炊いて食べる」だけがご飯の魅力ではありません。

真夏の暑さにやられて食欲がわかないときでもお米を楽しめる方法をお米のプロフェッショナル五ツ星お米マイスターの野田沙希さんに教えてもらました!

暑い夏でもお米を美味しく楽しめる方法、、、今回のテーマ

おうちでも作れる自家製甘酒 です。

ではさきさん、よろしくお願いします。

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五ツ星お米マイスター、発酵マイスター・プロフェッショナルの saki (@saki_kome
)です。

甘酒、最近ではコンビニでも気軽に購入して飲めるようになりました。種類もいろいろ、夏に冷たくして美味しい甘酒があったり。

 

◆甘酒について

甘酒は、お正月に初もうでへ出かけると、ぜんざいなどと一緒に屋台に出ていたりしますね。

冬に温まるドリンクとしてのイメージがある甘酒ですが、実は、俳句で夏の季語にもなっているくらい、江戸の頃は夏に飲まれる栄養ドリンクでした。

甘酒は大きく分けて二種類あります。

酒粕から作られるものと、私がこれから紹介するノンアルコールで、お子様にも飲んでいただける、飲む点滴、飲む美容液として知られる甘酒があります。

ノンアルコールの「甘酒」は米こうじに含まれる酵素がお米のでんぷん質をブドウ糖に分解する「糖化」であま~くて脳に効くドリンクになります。

◆甘酒の歴史

体力が低下したときに打つ点滴と似た成分であることから「飲む点滴」なんていわれるようになったのだとか。

甘酒の起源は、720 年「日本書紀」にノンアルコールで甘い「醴(こ)酒(さけ)」を天皇に献じたという記載があると言われています。

また、麹で一晩でできるノンアルコールの甘酒と同じような「天 甜(あまのたむ)酒(さけ)」についても記載があります。

それから、時代は流れて今の米麹で作られる「甘酒」が親しまれるようになり、江戸時代には甘酒売りが登場しました。

大正の頃でも新聞に夏に甘酒売りが歩く写真が残っています。

そののち、暑い夏に品質管理が行き届かなくなって、しばらくは冬に飲むことが多くなったようです。

ここ数年の発酵ブームに、新型コロナウィルスにもまけない免疫力アップ!のために、夏に「甘酒」の時代がまた返ってきましたね。

飲みきりのかわいいボトルやフレーバーもいろいろあって、買うのも楽しいですが、お家で手作りしてみませんか?

大正 2 年 6 月東京朝日新聞より(愛知県図書館閲覧サイトから)

 

◆いざ!甘酒を作ってみよう!!

そこでどうせ作るならオリジナル感いっぱいの「ごはんがおいしい雑穀米」で作る玄米甘酒をご紹介していこうと思います。

ごはんがおいしい雑穀米の効能、原料については、以前からお知らせの通り!

この素晴らしい雑穀米の力と甘酒パワーでエネルギッシュに免疫力高い毎日をすごせる玄米甘酒を作ってみましょう。

さて、まずは、材料から

材料と作り方

●玄米 0.5 カップ(カップ 1/2)弱、

●0.4 カップくらいなつもり

で少し少な目で準備し、味噌とぎなど小さめざるとお茶碗、ボウルでよく洗います。

洗ったらごはんがおいしい雑穀米大さじ 1 くらい

でおかゆを作ります。

(おかゆのモードが記してある炊飯器は 0.5 合で、なければ 2 合の線くらいにあわせて。)

玄米なので少ししっかり目おかゆに炊けます。

おかゆモードがなければ、普通に玄米ご飯を炊く要領で「ごはんがおいしい雑穀米」を入れて炊き、お茶碗かるく一杯のご飯にそのお茶碗一杯強の白湯を混ぜて、おじや風にしたおかゆで作ります。

出来たおかゆは、60℃くらいまで冷ましてから、炊飯器へ。

そこへ米こうじを 80g~100g くらい(これも 200g の麹を買ってきたら、半分弱くらいといった感じで大丈夫。

あいまいでも上手くできるので神経質になりすぎなくても大丈夫です)を入れてよく、よく、よく混ぜます!

保温の状態で、濡れふきんをかけてふたを開けて8 時間。↓
雑穀米甘酒

ヨーグルトメーカーなどがある場合は、温度を60℃設定でで8時間。

途中全体を清潔なスプーンなどで返すとムラなくできます。

(注意:今から作るところです。出来上がったところじゃないです。)

 

6~7時間たってきたところで清潔なスプーンでくるっと混ぜて、味見してみてください。

甘くておいしかったら出来上がっていますが、玄米は、糖化に少し時間がかかるので、保温を 8 時間くらい見ておくとよいと思います。

私のレシピ量なら、食べきりです。↓

 

火入れといって、湯煎で5分~6分くらいとろみが出るまで火にかけると長く保存がききますが、酵素が生きたままの状態で食べきれる量なので、生甘酒で楽しまれるとよいのでは?と思います。↓

 

飲むだけじゃない!調味料としても使えます

生甘酒だと、ただ飲むことを楽しむだけでなく、調味料としても活躍します。

生甘酒は、でんぷんを分解する酵素、タンパク質を分解する酵素が、素材を分解して、消化しやすい、体に良い状態にしてくれるだけでなくうまみも出してくれます。

例えば、お弁当の卵焼きに入れるお砂糖の代わりに、すり鉢ですった(粒々感が好きならそのままでも)甘酒を入れて卵を混ぜておき、焼く前に醤油など残りの調味料を入れて、焼くと、卵がプルプルになります。(すり鉢ですった甘酒。↓)

しょうが焼きなども、初めに肉にこのあま酒(これも粒々感が嫌いなら、すり鉢でするとよい)をすりこんでおいてから、しょうゆ、しょうがを加えて焼くと、素材がとてもふんわり柔らかく仕上がります。

牛肉のしぐれ煮、これ、甘酒で作るとお肉柔らかくて美味しいんですよ。
納豆を甘酒で混ぜておいて、食べる前に醤油たらしたりしても、とっても美味しい。という感じで、あっという間に食べきれます。

腸の細菌たちのバランスを整える成分を含む甘酒。特に玄米雑穀甘酒は、腸内細菌のエサにもなる食物繊維を多く含みます。

甘酒には、リラックス作用、疲労回復、脳の活性化に効果的で、20 種すべてのアミノ酸を含んでいます。

シミを防ぐコウジ酸、抗酸化でアンチエイジング効果が期待できるエルゴチオネイン、と、女性に嬉しい美肌効果があるのは、

うれしい限りですよね!「ごはんがおいしい雑穀米」で作る「玄米雑穀甘酒」、みなさんもぜひお試しください!

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1978 年 2 月創業、株式会社米由にて 41 年、米穀店の長女として米に携わる。
飲食店の調理炊飯の相談を受けることも多数であったため、 2012 年(平成 24 年)2 月、調理炊飯鑑定士資格を取得し、企業様向けのセミナーなども行う。
2017 年に発酵マイスター資格を取得、海外(タイ、ジャカルタ)へもご依頼を頂戴して、米ぬ かや米こうじ、ライスミルクといった米の発酵食についてのセミナーも行う。
お米、米ぬか、米こうじなど、日本型食生活に欠かせない主食のすばらしさを皆さんにこれ からもお伝えしていけるよう励んでまいります。

 

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